少し前からのトレンドですが、北米では飼い主さんのことをPet Ownerではなく「Pet Parent(s)」と呼んだりするようです。
自分たちのわんちゃんはただの動物ではなく、正式なファミリメンバーなのだから「ペットの飼い主(所有者)」という言い方に抵抗がある=彼らにしてみれば「ペットの親」と例える方がしっくりくる!というわけです。(このPet Parentsという表現には賛否両論あり、犬は犬だろ!親のわけない!というような意見も多々あります)
では、北米ではどういう人たちがPet Parentsと呼ばれるのでしょうか。
□ ペットにも、こだわりの食事をさせる。(オーガニックフードだったり、人間が食べられるクオリティの食材だったり)
□ 本格的なケーキを用意し、ペットのお誕生日をお祝いする。
□ 1歳の記念には、プロのフォトグラファーに写真撮影をお願いする。
□ ハロウィンやクリスマスには、ペットに仮装させる。
□ 飼い主がペットとお揃いのお洋服を着る。
□ クリスマスカードの写真には、ペットも家族として登場する。
□ ペットが亡くなった時には喪に服し、火葬または埋葬される。
だいたいのPet Parentsは、都心で生活する子供なしの若いカップル、もしくは独身の人たちなんだそうです。彼らは、動物と人間には同じ権利があると信じているそうな。
しかしこれ、リストを見たサブ飼い主が失笑でした。オトモダチも引いていました。ええ、飼い主の行動すべてにチェックが入っておりますがなにか・・・。
こういったペットのHumanization(人間化)、もちろん企業は見逃しません。ペット市場にはビジネスチャンスですからね~。現に北米のペット市場は、ものすごーーーーいスピードで急成長しています。
例えばアメリカの場合、2008年はペットに費やした経費$43.2billion(4.5兆円)だったのが、2012年には$53.3billion(5.6兆円)。
2013年はまだ確定していませんが、55.5$billion(5.8兆円)前後だそうで。この数字、不況なのにものすごいです!!!
ちなみに、2013年の内訳はというと・・・
フード $21.26billion(2.2兆円)
ペット関連用品や処方箋なしのお薬 $13.21billion(1.4兆円)
獣医関係 $14.21billion(1.5兆円)
ペットの購入代金 $2.31billion(2410億円)
グルーミングやしつけなどのお教室 $4.54 billion (4760億円)
という具合です。(
American Pet Products Association調べ)
こういったムーブメントを、くだらないと言ってしまう方もたくさんいると思います。
でも個人的には、この恩恵を受けてわんちゃんたちがもっと社会で受け入れるようになればいいなぁと。北米もヨーロッパや北欧みたいに、どこでもペットOK!な環境が早く整ってほしいです。
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無題
2014/01/16(Thu)03:52
つまり私たちはPet Parentととして『ママ友』なのね。
No.1|by カブック|
URL|Mail|EditRe:無題
2014/01/17(Fri)03:00
そうなの~! Soul partnerって!
でも、ママ友ってウケるwww どろどろした、ジューシーネタ求む。