CBC取材の中国産ジャーキー記事発表後、Normerica社の商品保管倉庫で最近まで勤務していた元従業員2名が、日常的に行われていた食品偽装問題を、証拠写真とともに告発しました。(
詳細記事はこちらからどうぞ)
倉庫では、中国とタイから輸入された商品をブランドの異なる商品と入れ替えたり、日付を偽装していたそうな。腐りかけたり仕入れすぎたりした古い商品をパッケージから出し、(別の商品として販売するために)新しいパッケージに入れてからラベルを張替え、新しい日付を印刷するのが、倉庫での主な仕事というからショックです。しかも、汚れたダンボールの上で手袋なしで作業していたらしく、ホントにここは先進国なのか???と疑いたくなる事実です。
また、この元従業員さんたちは、カビの生えた商品や腐りかけた商品を出荷していたとも証言しているのですが、倉庫は清潔ではなくエアコンさえなかったと。エアコンのない倉庫だと、そりゃあ商品も腐るよね・・・。
アジアから届いた商品には虫が混入していたこともあったそうですが、それらも捨てずリサイクル。そして商品が足りない際には、別ブランドのジャーキーを開け、中身を移す作業をしていたらしいです。(もちろんNormerica社はすべてを否定)
しかしこの疑惑を受け、大手スーパーのLoblaw(日本のイオンのようなところ)はすべてのNormerica社製品を店舗から撤去させると発表しています。ちなみにCostcoは、彼らの販売するNormerica社製品はカナダの倉庫で保管したものではなく、アジアから直接輸入されてきていると発表。 (だから安全とでも言いたいのでしょうか?)
CBCへコンタクトした消費者によれば、Normerica社のカナダ製おやつを購入したところ、賞味期限は2015年11月にもかかわらずカビが生えていたと説明しています。彼女はNormerica社へ連絡を入れたそうですが、返信はなかったそうです。また他の消費者は、Normerica社のカビの生えていたおやつを食べた愛犬が、消化不良で体調を崩したと証言しています。
元従業員さんたちは、外部の人間が倉庫を訪問する際には、棚卸し作業をしているように会社より指示をされたとも説明しており、この問題はまだまだ続きそうな予感です。
そして我が家のおやつBOXをチェックしたところ、問題のNormerica社のおやつがありました。
サブ飼い主が購入した疑惑のダックジャーキー。ほとんど食べさせていませんでしたが、即ゴミ箱行きです。
こちらはMade In Canadaをうたったおやつ。原料も地元産とパッケージに書いてあったから購入したのに、元従業員さんたちの話を読んで気持ちが悪いのでゴミ箱へ・・・。(こちらは開けてもいませんでした)
なんだかなぁ。先進国のカナダでもこんな状態で、なにを信じればよいのかわからなくなりますョ。
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無題
2014/06/13(Fri)21:06
日本でもカナダやアメリカのドッグフードは安全性が高いと評判ですよ。
我が家でも花が小さい時はカナダのメーカーの、アカナとかオリジンとか食べてましたし~。
(アカナ社は大丈夫だと思いたい)
選びに選んだ今食べてるフードも、アメリカ製です。
中国製品は使っていません、って書いてあるので信用していますが・・・。
我が家では基本おやつは手作り。
ジャーキー系も食べさせています。
やっぱ喜ぶし、しつけの時は便利だし。
こちらは日本産にしていますが、これもどうかわかりませんよね。
問題が発覚したメーカーは、大手になるのかなあ。
No.1|by ふーむ|URL|
Mail|EditRe:無題
2014/06/14(Sat)00:33
わたしもカナダ&アメリカは安全って思ってたのに、これじゃあカナダ産を買ってた意味がないじゃん・・・とショックでした。問題の会社は、おそらくカナダでは最大手のひとつではないかなぁ。ペットショップはもちろん、スーパーやディスカウントショップのペットコーナーにはどこにでも置いてありますから。
で、考えていくと、手作りが一番安心ですよね。うちも、毎日けっこうな量のおやつを食べさせているので、おやつは大切です。
というわけで、前々から欲しかったDehydratorが自宅にやってきましたっ!!!!これからは、わたしも手作りしよー。